
シャンプー後は、サラサラしているのに、朝になったらベタベタするほど、皮脂が多くてお悩みの方、ほんとうに困りますよね。
頭の皮脂を取る方法を探している気持ち、よくわかります。
ここでは、頭の皮脂を取る方法について、皮脂が多く分泌されてしまう原因をふまえて、紹介します。
このページの目次
頭の皮脂を取り除くために、今やっている方法は正しいのでしょうか?
脂っぽいベタベタした髪にならないように、一生懸命シャンプーしているのに・・・という声がよく聞かれます。
そのうえで、頭皮のクレンジングを行ったり、シャンプーをいろいろ変えてみたりと、工夫されているんですよね。
それでも、改善しない場合は、どうしたらいいのか?
改善しない理由は2つ。
頭皮のタイプによって違いがあるんです。
● シャンプーの洗浄力が強すぎて、皮脂の過剰分泌を招いている(乾燥肌質)
● 皮脂そのものが多いため、シャンプーで落としきれていない(脂性肌質)
どちらも同じように、髪の毛がベタつく、頭皮が痒いなどの症状があるにもかかわらず、ふたつの、相反する原因があるんですね。
これを間違えて対処すると、かえって逆効果の結果を招いてしまいます。
どちらの肌質か正確に知るのは難しい
皮脂は、年齢が進むにつれて、脂が酸化する割合も増えるので、ベタついたり、臭いの原因となります。加齢とともに、ベタつきがひどくなってきのならば、皮脂の酸化が考えられます。
皮脂と汗が混ざり合い酸化することによって、クリーム状の脂となってベタついてしまうのです。
また、ベタつきを気にしすぎて、過剰にシャンプーをしたり、頭皮クレンジングを行った場合は、かえって、皮脂の分泌を誘発している可能性もあります。
朝シャンも、同様に、頭皮の保護に必要なな皮脂をすべて洗い流してしまった状態で、紫外線にあたると、頭皮は急いでバリアを作るため、過剰に皮脂を分泌します。そのために、皮脂バランスが崩れて、ベタつきの原因になるのです。
顔の皮膚が、脂性だから、頭皮も皮脂の分泌が多いとするのも、ちょっと早まった判断になりかねないようです。
頭皮のタイプがわからない場合の対処
まず、シャンプーのタイプを変えて、様子を見るという方法があります。
乾燥肌の方が、洗浄力の高い高級アルコール系シャンプーを使い続けると、かえって皮脂分泌を増やしていることも考えられます。
現在、高級アルコール系シャンプーをお使いで、改善されていないのなら、皮脂の洗浄力が強すぎて、皮脂分泌を促してしまっている可能性があるので、洗浄力が比較的おだやかで頭皮にもやさしいとされている、アミノ酸シャンプーに変えてみてはいかがでしょうか?
頭皮のクレンジングをしているなら、ここでは中止して、あえて頭皮を洗浄しすぎない方法をとります。
頭皮を整え、保湿する成分が配合されているものを選びましょう。
条件を満たしているシャンプ⇒ マイナチュレシャンプー
天然成分のみで作られているシャンプーです。女性の頭皮環境を整えることに特化しているので、余分な皮脂を取り除き、保湿しながら頭皮のバランスを整える作用が期待できます。
ラウリル硫酸・ラウレス硫酸・スルホン酸などの高級アルコール系界面活性剤が含まれているものをさします。 これらの界面活性剤は、洗浄力が非常に高いので、本来頭皮のバリアとして必要な皮脂まで洗い流してしまうために、頭皮への刺激が強いとされています。
逆に、皮脂分泌が多い頭皮の方が、洗浄力が穏やかなアミノ酸シャンプーを使っているならば、皮脂を落とし切れていない可能性があります。そのような場合には、スカルプケア用のシャンプーに変えてみる。
スカルプケア用のシャンプーとは、頭皮のケアに特化したシャンプーです。汗がまざりあいクリーム状になった、落ちにくい皮脂を洗浄し、適度な状態に保つようにつくられています。
皮脂をしっかりと洗浄し、頭皮の荒れを防ぐシャンプを選びましょう。
条件を満たしているシャンプ⇒ KADASON(カダソン)シャンプー
皮膚科専門医が監修した、脂漏性皮膚炎にも対応するシャンプーです。皮脂の洗浄はしっかりできると同時に、抗菌作用も兼ね備えているので、皮脂が多い方が安心して使えます。
このように、頭皮のタイプとマッチしたシャンプーを使うことで、改善されてくることもあります。
間違ったシャンプーのやり方も、ベタつきの原因になります
頭皮が脂っぽかったり、髪の毛がベタつく原因は、ほかにもあります。
地肌を痛めつけられて、頭皮の状態が悪くなっていると、正常な皮脂分泌がなされないのです。
また、髪の毛が湿ったままで放置すると、細菌が繁殖原因ともなります。
頭皮にトラブルが起こると、皮脂量のバランスが崩れたり、髪の毛の成長も妨げるので、やがて抜け毛や薄毛へと進行することもあるんですね。
シャンプーで気を付けるポイント
頭の皮脂を取る方法は
頭皮のタイプに合ったシャンプーを正しく使うことが、頭の皮脂を取る方法の第一歩といえます。まずは、現在と違うタイプのシャンプーを使ってみることをおすすめします。
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